色素沈着 皮膚科
「王道の治療法」
どこの皮膚科に言っても、大抵最初は「ハイドロキノン」と「トレチノイン」を処方されます。
大抵の色素沈着の場合、まずはこの二種類の塗り薬で様子見してから、どうしても効果が得られない場合はケミカルピーリングや光治療、イオン導入などの次のステップに進んでいきます。
では、ハイドロキノンとトレチノインのそれぞれの役割って何なのでしょうか。
ハイドロキノンはシミを落とす効果と、メラニン色素の生成を抑える効果があり、トレチノインはターンオーバーを促して、色素沈着を解決するものです。
治療費としては、大体4000~6000円ぐらいかかりますが、それなりに効果があります。
次によく聞くケミカルピーリングは、弱い酸性の成分を使って皮膚の表面を溶かし、余分な皮脂や角栓などを取り除く方法です。
つまりは薄い皮膚を一枚剥がして、無理やりターンオーバーを促すような治療法です。
無理やりなため副作用としてまれに皮膚が赤くなったりする場合があります。治療費の目安としては、一回6000~8000円ぐらいを考えておくと大きくははずれません。
感覚としては3週間に一回ぐらいで十分になります。ハイドロキノンとトレチノインよりも即効性があるので、人気の治療法になりますね。