色素沈着で傷跡はどうする?
傷跡にできる色素沈着の治し方を調べてみました。
傷跡にできる色素沈着は主にはメラニンが原因になります。
通常は以下のステップになります。
①内服薬(ビタミンCなど)
②外服薬
③レーザー治療
まずはビタミンCなどを含んだ内服薬でどこまで消えるかの経過を見ることになります。
ですが一般的に内服薬だけだと傷跡の色素沈着に効果がでるまでに時間がかり、また効果もそこまで目に見えて大きなものではありません。
そのため②の外服薬と並行して進める場合がありますが、薬としてはハイドロキノンが含まれている薬になります。
ハイドロキノンはメラノサイトにダイレクトに働きかけて色素沈着を改善する効果がありますが、20gで5000~10000円程度するのでなかなか高くて続けにくいのがデメリットです。
そのため、アットノンなどの別の薬のほうがおすすめです。
アットノンは継続して使っていれば1、2年経った傷跡の色素沈着にも効果を発揮してくれますし、15グラムで1400円ぐらいとハイドロキノンに比べて値段もリーズナブルです。
傷跡の色素沈着には時間がかかるので、経済的に続けられそうな薬を選ぶのがコツになりますので、そういう面でアットノンは非常におすすめです。
それでもダメな場合はレーザー治療に移行しますが、レーザーは薬に比べて効果を実感するのが早いです。
とにかく早めに治したいという方にはやはりレーザーがオススメですが、稀にシミが濃くなった、赤みが出た、肌が一部白くなってしまったなどのクレームもあるそうなので、これはリスクとしてとらえなければなりません。
また費用は自由診療のため一センチ角一回で10000円と高額になりがちです。
皮膚科の医師と相談して適切な治療法を検討していくのがベストになります。